2016年10月12日水曜日

茂林寺 館林市掘工町 2016.10.09

参道に居並ぶ狸々々々21体 その奥に元禄7年建立の立派な山門 狸が手に持つのは大福帳ならぬ分福帳 ここは上州館林 曹洞宗の古刹 青龍山茂林寺 分福茶釜伝説の地であります





 中にひときわでっかい大狸が控えておりますが

寄贈銘は 東武鉄道株式会社 昭和35年4月29日 現在は昭和の日 旧天皇誕生日ですね

本堂前の立派な枝垂れ桜の木 これはきっと満開なら素晴らしく素敵な景色になるんでしょう

本堂内部 1468年 応仁2年建立 御本尊は釈迦牟尼仏 

歴史ある古風な本堂に 大相撲 豪栄道関の相撲のぼりが展示されていました 後援会に所属されているのでしょうか 本年9月場所では幕内初優勝を見事全勝で飾っていました

ぇ~ 駕籠(カゴ) いわゆるかご?つうかなぜか空中 天井近くに吊って固定されていました 

後柏原天皇綸旨 上野の国佐貫の庄の茂林寺を勅願寺にすっからようんぬんかんぬんあとはよろしく
 
で これが問題の 茶釜でありますが しっかりガラスケースに保管されておりまして まともな写真になりませんでした これで御勘弁を 重さ約三貫とありますので 3×3.75kg=11.25kg けっこう重いじゃないですか 

みっちり厳重 寺のお宝であります 何人たりとも手出しできませぬ 

位牌がぎっしり並んだ部屋に 宗祖 開祖 そして左側にちっちゃーく写っておりますのが 茶釜をどこかしらから持ってまいった守鶴和尚の座像であります 
 
その張本人の守鶴和尚も実は伊香保の狸だったなんて伝説もあったりしますが 
まぁ 分福茶釜でお湯を沸かして 福を皆に分けて頂けるなら 狸さんでも狐さんでもお好きに化かしてちょうだいっ 

茂林寺 HP ⇒ http://www7.plala.or.jp/morin/index.html


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