2017年5月13日土曜日

角館 2017年春 秋田県仙北市

何年ぶりになるのか 角館の街に到着した 雨が降っていた

雨の角館 いつもの郵便ポスト 早朝5:33 無人の街 
前日まで岩手県一関市と平泉町に居た為 角館町に到着したのは夕刻六時過ぎ 予約していた宿へ入り明日以降の計画を練る 雨の降り方次第では早朝撮影は諦めるかどうかだが 結局結構降っている最中での撮影決行とした




路面にすこし花色が反射し綺麗だった 写り込むほどの水たまりではないが 仙北市道路部土木部の路面整備状況が良すぎるのか 意外と云ったら失礼だろうけど 水たまりが見つからなかった
伝承館前のしだれ桜の並木道 青空の下で撮りたいところだが 今日は致し方ない 人っ気がないだけでもめっけもの さすがに雨の早朝 それもけっこうな豪雨の後の早朝 観光客が誰も居ない
しだれ桜と雨だれの表現はいまいち難しい 勉強が必要な分野だと痛感
水滴の撮影をかなりしてみたけど 雨だれの表現にはならなかった
現在7:18 寒いしお腹もすいてきたし宿に戻って温まろう
その後は雨の中 郊外の龍巌寺や古城山展望台へ向かった 写真はその古城山の麓に鎮座する 七色稲荷神社 二色の桜の色合いと緑の木々 そして鳥居の朱色が雨の中映えている 惚れ惚れする日本の春の光景
翌日雨上り早朝 5:28 武家屋敷石黒家前にて
5:54 少しづつ薄日が桜にあたり始める しかし雲は取れない
6:58 太陽はとっくに高度を上げ 街は完全に目を覚ましている
もう無人の街ではなく そろそろ通勤通学と観光客ないまぜのごちゃごちゃが今日も開始される その前の一瞬の刹那 無人の交差点
で 昼間は他所へ逃げる ここは同じ仙北市の西木町小山田 秋田内陸縦貫鉄道の八津駅下車すぐのカタクリ群生地 此方で過ごしていた ものすごい花の数 関東の群生地が束になってもかなわない もちろん当地の栗畑所有者または管理する方々の努力の賜物である
フォトジェニックな建物 好みの建物が結構当地にあるのだが
しかし これがなかなか一筋縄ではいかない この光景ですから
写真の撮りようがない なんで観光客はスマホを桜に近づけて写真を撮るのか 謎だ なんであれで桜が写るんだ?花弁を撮ってる?
結局又古城山へ逃れる
16:56 夕暮れの角館の街並みに寄り添う桧木内川の流れと桜並木
18:16 山を降りて桧木内川へ 寒い 観光客も居ない
夕焼けにもならず そのまま夜が優勢になる
20:27 すっかり日が暮れて 堤の右下では多くの夜店が出ており近在から集まった人々で大宴会が繰り広げられている
伝承館前のライトアップ 美しい夜桜 その光の当たっていない 消え入りそうなその部分が一番美しいと思うのだが うまく表現する方法が見つからない その部分を撮影すると 普通に露光されてしまうのであった あくまでも比較の上でしか存在を許されないのだろうか
翌日早朝 4:50 
無人の伝承館前 しかし陽があたらない桜は美しくない
7:39 偶然車と人の切れた瞬間 真っ青な空は無理だった 残念だ
 今日も多くのお客様お見えです 準備も早くから行っています
角館を去る日 最後に蘆名家菩提寺 萬松山天寧寺へ
観光客は来ない ゆっくり桜を鑑賞する 
なんでこのように素晴らしい場所に観光客が来ないのかが謎だ あの黒塀のあたりにごちゃごちゃごちゃと大量にいて桜の花弁の写真を撮ってる謎の観光客軍団 まぁあの集団がこちらに来られたら大迷惑だが しかし誰も来ない それが逆におもしろい
どうやら完全な晴れ間は望めなかった今回の角館 しかし馴染みの店屋ができたり 融通の利く宿屋であったりと なかなか良い桜撮影行であった 次は是非紅葉の時期にオイデオイデと いや来なさいと言われて宿を辞したが 本当に又来たくなる 晴れ間を狙って計画するべきか 楽しみにしたい

次の目的地はこのまま北上し 弘前市へ向かう 定番だ
では次回更新まで暫し サラバ

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