2017年5月14日日曜日

おしら様の枝垂れ桜 秋田県湯沢市 2017年春

春を謳歌する おしら様の枝垂れ桜
ここは秋田県東南部にある横手盆地の一番南のはずれ 
遠くに鳥海山を望むあきたこまちの一大生産地 それが秋田県湯沢市
越後の南魚沼郡湯沢町とよく間違えられる そんな湯沢市
小野小町の生まれ故郷だけど誰も知らない そんな湯沢市
名前の由来になったけど新幹線の通らない そんな湯沢市
でもでもそんな秋田県湯沢市だけど 全国一千万人の?一本桜古桜名桜愛好家には絶対的な神 アイドルと崇め奉られている そんな桜の木が当地に存在します 
それがこの「おしら様の枝垂れ桜」です
春の良き日 やっと念願叶い逢いに行くことが出来ました
では以下のページにて そんな湯沢市の美しく見事な一本桜の様子 ご覧頂きましょう



扉ページの構図のままずーとワイドに引いてみると すっごい青空の下にいたことが判ります 青空大好きです
東側からの様子です 樹齢推定約200年 樹高10m 幹周3.7m 枝張りざっと19m 県下一の桜の大木ではないかと 思うのですがどうでしょう 惚れた弱みと 他に此処まで大きい桜の大木を秋田県で知らない だけなんでしょうが
北側からの様子 周囲は畑と田んぼに囲まれている 西側と南側に其々10戸づつ程度の集落が点在し 周囲の山々は南に向かってどんどんその谷を狭めて行き 最終的に鳥海山栗駒山に連なる修験道の山であり山形県との県境の山 奥州神室山に行きつく
北側に鎮座するお社 現地の方々に「おしら様」と呼ばれている白山神社のお社 おしら様の枝垂れ桜の名前の元になったものであるが 多分東北地方に伝わる「おしら様」と白山神社の御神名の元であるところの「白山比咩大神」=菊理姫尊様がごちゃごちゃになって伝承されているようで どちらのおしら様であるのか判別できないらしい と云うより同じ御神であると信仰されているらしい
地元湯沢町の市立雄勝小学校の生徒40名程が引率の先生たちと社会科見学でおしら様の枝垂れ桜を訪れました 集落の方々が桜の木の話や周囲の水路の話等されていました
おしら様の枝垂れ桜以外の周囲の桜の木も満開です 
丁度そういうタイミングだったのか おしら様が満開になるのが畑仕事の開始なのか 耕運機の作業があっちこっちで始まりました
北側の畑のはずれから白山神社のお社とおしら様の枝垂れ桜を望む
ほんっと童話や童謡の世界の方が近いんじゃないかって云う光景
奥の残雪のお山が山形県との県境に位置する神室山(標高1365m) 古来より修験道の道場 又は山岳信仰のお山として鳥海山と並び称されてきたらしい 祭神も鳥海山と同じく大物忌神(オオモノイミノカミ)=大和王権での穀物神食物神である
現在17:46 春の日がだんだん傾いてきました 西日が美しくおしら様の枝垂れ桜を照らし出しております ほんっと惚れちゃいます
現在18:03 上の方に同じような構図がありますが こっちの西日に照らされた色合いの方が好みなのです
一本の桜の木をここまで何度も同じ構図で時間を置いて撮影することってあんまりないんですが 自分は このおしら様の枝垂れ桜だけはちがいます 何度でも露出を変えて撮影します とことん時間が許す限り撮影します 夢中で撮影します 福島の一本桜ではここまでとことん撮影しませんでしたが このおしら様の枝垂れ桜だけは違います
夕陽が西の山の彼方に隠れて残照が桜の木に届いている間 手持ちで撮影できる限界まで撮影しておりました 移動の予定もあるので時間制限はあるのですが とことんギリギリまで撮影に時間を使いました
撮影しながら次回はこんな機材でこうしようとかアイディアが溢れてきます 来年の楽しみが増えました

以上 勝手に惚れてる秋田県湯沢町のおしら様の枝垂れ桜のある日の午後の様子をご覧頂きました 東北桜旅 まだ発表していない地区も御座いますが とりあえずこれにて最終更新となりそうです

ではその他の報告もまだ残っております いずれまたお会いしましょう
それまで暫しさらばでありんす

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